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2019年6月19日にウインクあいちにおいて第1回セミナーを開催しました。
講演課題名は、「地元農産物を利用したジャムの製造・販売による地域活性化」です。
講師は、株式会社瀬戸内ジャムズガーデン 代表取締役 松嶋 匡史様です。
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講師 松嶋様の紹介をさせていただきます。
手作りジャム専門店「株式会社瀬戸内ジャムズガーデン」代表取締役。
2001年10月に新婚旅行先でパリのジャム屋と出会い2003年11月個人事業として手作りジャム専門店を高齢化率日本一と言われた瀬戸内の島、周防大島(山口県)にて創業。
耕作放棄地を借り受けて自社農業部門を立上げ、現在はブルーベリー・いちじく・サツマイモ・いちご等を自社生産。店舗では自家製ジャムを活用したスイーツが楽しめるカフェギャラリーを運営するなど、ジャム加工のみでなく、農業(一次産業)・加工業(二次産業)・サービス業(三次産業)をミックスした6次産業形態の事業を展開。さらに自社のみならず地域内の果実生産者や店舗、観光協会、障がい者支援施設、中学高校などを巻き込んだ地域6次産業化を実践されています。
2014年新書大賞受賞の「里山資本主義(角川書店)」などでその取り組みが紹介されています。
地域資源を活用し、地域に産業と雇用を創出することを主眼に活動を展開し、会社は現在では首都圏からの移住者を含めスタッフは30人の規模になっています。また地方創生が始まる前から島へのUIターンを応援する会「島くらす」を立上げたり、最近では観光業・教育産業など、地域内の幅広い分野で活動を展開しています。近年は全国各地の里山資本主義的取り組みを手助けし、海外にも発信する取り組みとしてJapanTimes社とともにSatoyama推進コンソーシアム設立に関わるなど、活動の幅を広げていらっしゃいます。
熱意溢れる講演で、会場も熱気に包まれました。松嶋様、ありがとうございました。